2010年 05月 04日
保持通話 コネクテッド ’08 香港・中国 (DVD)

アメリカ映画 ”セルラー”の リメイク版 ベニー・チャン監督作
*ベニー・チャン作品:香港国際警察 ディバージェンス
オリジナルもリンク先のブロガーさんたちに評判よく
記憶に残ってたんですが オリジナルを見ないまま こちらを観賞
珍しく 香港映画をハリウッドがリメイク・・・の逆パターン
詳しく:eiga.com
まず 見てて思ったのが
ヒロインのバービー・スー 可愛くて 演技も悪くないんだけど
線が細い感じが否めない 何で彼女が理系なの?
何であんな配線パパっと出来るの? 旦那さんが亡くなったのに
あんな凄い家に住んでるのか?とか あんな華奢でビービー泣いたか
と思えば 急に悪党に立ち向かうし ちょっとキャラ設定が雑というか
見てて冷や冷やするというか 彼女に合ってるのかどうか?
と いうのが延々気になりました
これがタフで体格にも勝るアメリカ女ならわかるんだけど
バービーは華奢なので こういう役を東洋人の女に
振るのは なかなか難しいもんがあるなぁ・・・って
って 誰だったらよかったのか? というのもわからないんだけど

で 彼女を助けるパンピー
表向き:経理関係 実際は借金の取り立てっぽい
父子家庭の父親 ルイス・クー
彼も いくら電話がかかってきたからといって
見ず知らずの人を助ける~? あんな一般車両や一般人を
一杯巻き込んで 自分の身の危険も顧みず ボンド並みの
活躍が普通できると思う~?! しかも父子関係 後には帰れない
状態になっているというのに・・・ そんな他人を助けてる場合か?!
しかも バービーみたいに可愛くない女だったらどーすんだろ?!
映画だなぁ~って なんかこう一歩引いて見てしまってたんですが・・・

そんな中 大陸から参加 ごひいきのリウ・イエ
今回はクールな出で立ちで グラサンかけてても
美形なので 大変カッコいいし 長身 黒づくめの立ち姿も言うことなし
しかも今回は悪役 こういうのも凄く似合ってて
そのまま この人だったらハリウッド映画の悪役できそうな感じだな
空港に来てからはちょっと声が上ずり気味だったけど
あの低めのクールな喋り方も◎
という感じで 違和感を抱きながらも・・・
終盤 空港のシーンになってからが 俄然面白くなってきた!
しかし 空港が舞台ってのは やっぱり絵になるな~
前の啓徳空港と違って 今の空港は離れてるから
こんな風に映画に使えたのかも? 前のように近いと
また話が変わってくるもんね~ ( ↓ ’06 acine撮影)

で 元がアメリカ映画だから 勧善懲悪で
これで終わりだなと思ったところで 大どんでん返し!
このあたり アクションには自信のある
香港の監督ならではの コンパクトでスピーディな
アクションシーンの数々が なかなか面白い
この映画では一般人なので 地道な戦いを強いられたルイス・クー
正直 エレクション2のルイス・クーと リウ・イエをあそこで戦わせたい~!
と思いましたね~(笑) あの映画のルイスは半端じゃなく怖いから!
そして 中盤から ぐんぐんと存在感を増した
ニック・チョンも 今回凄くよかった 全てが終わり
”俺はご飯作るから 帰るわ・・・”の台詞もいかにも香港的で
ビンセント・コクもちょろっと出たり イケメンが何気なく
あちこちに散りばめられていたのも なかなかでした
前半は・・・だったけど 終盤で盛り返し
まぁまぁだったかな~という感じでした
しかし 今回も ↓の映画もそうだったけど
北京語:広東語で会話を成り立たせる時代になったんですね
不思議だけど そういうのも今の香港ではありというか
それが普通なのかなー?
そう言えば エンド・クレジット
映画のシーンを使った 凄く面白いものでした
今日の映画:76点
しかし 今回 久しぶりにやりましたー!
3分の2位仕上げてたのに 突然消えてしまい 脱力ー!
その後 ぱぱーっともう1回 しょうがなしに書いたけど 疲れた・・・!
by acine
| 2010-05-04 23:19
| Asia アジア映画