2010年 06月 01日
跨時代 / 周杰倫

決して忘れてる訳じゃありません
やっと出ました! ジェイのニューアルバム
1,2曲目から ”ザ・ジェイ・チョウ!ワールド”全開!
予約してた所の入荷が遅れそうとのことで
1日でも早く手に入る所に予約変更
中華でお馴染みのおまけグッズは余り興味ないので
元々はCD(+DVD)のみのを予約してたんだけど
急遽変更したので 在庫ありのカレンダー付にしたら・・・
あららー! 今回は大正解!
通算10枚目のアルバムということで
大変豪華版なカレンダー 今までの10枚のアルバムのジャケットが
3D風に1ヶ月毎になっていて よって10ヶ月分という変則的なもの
バラすと マウスパッドになりそうな位 しっかりした材質
初めてこれはいいわー!と思いました ↓ ”七里香”の9月

先週から 聞いてる限りでは
今回も ジェイ・チョウの宇宙的天才的音楽世界から
あちこち欲しい音を引っ張ってきて ミックスして
2010年度版 ジェイの音に仕上げてる感じ
ジェイを聞き始めて すでに もうすぐ丸5年
”七里香"を聞いた時は ものすごく衝撃を受けました
そのオリジナリティ溢れる音世界に目から鱗ー!
これは間違いなく天才だわ~!と・・・
で その後 出るアルバム1作ごと位に
好きなアルバム そうでないアルバムに
けっこう分かれてまして・・・
そして 2作前位から
もう ”七里香”を超えるもの!なんて 思うまい・・・
こういう偉大なる金太郎飴的 ジェイワールドでいいのかな~と
割り切りました(笑) その方が深読みしなくて気が楽・・・
とはいえ 今回はぐっとリラックスした感じの中に
ドキっとするような音や効果音が バックに散りばめられいて
この後ろで鳴ってる音一つ一つが凄いー!と思いました
この繊細で鋭角的な音世界は ジェイならでは・・・だと思う
個人的に今回のアルバムの聞きどころは ズバリ二つ
このジェイの美学がとことん 背景の音の緻密さ・使い方の妙
そして ますますヴァリエーションが広がってきたジェイのヴォーカル
ますますの甘やかさ 伸び伸びさ けだるさ
いろんな表情がどんどん出てきたと思う
単に歌が上手い人は一杯いるけど このジェイならではの
繊細で甘やかなヴォーカルはやっぱり魅力的
そして 十八番である 中華的曲
さりげなく中華という感じで 新しい展開に出た感じ
それにしても こんな風に ジェイやワン・リーホンや
台湾のアーティストは 中華古典メロディを物凄くセンスよく
レトロモダンに美しく 情感たっぷりに料理する
これはホント凄いわ~といつも感心すること
1番と2番の間から曲やヴォーカルと同様
ガラッとレトロ中華に変化する このMV
こんなところが 台湾のアーティスト凄いよね
ジェイもチェロ(で合ってます?)やらニ胡など弾いてるし・・・
全曲 試聴OK:Yahoo!台湾
*左下がアルバムの曲順
今まで CDの感想は別のとこに書いてたけど
たまにはこっちでもいいか・・・と ジェイもシネマの人でもあるし
1 跨時代 ザ・ジェイ・チョウワールド!な幕明け
クラシカル+シアトリカル+ジェイラップ
アゥ・アゥとのところがツボ!
2 説了再見 これもザ・ジェイ・チョウワールドな美メロバラード
単に綺麗なだけじゃなく、骨太さも加わったような感じ
ヴォーカルも大人っぽい
3 煙花易冷 そのまま格調高めな中華文芸系映画のエンディングテーマに使えそう
アンニュイでノスタルジックな中華曲
シンプルな曲だけど ヴォーカルは自由に漂ってる感じ
4 免費教學録影帯 ここ数作でよく出てきてるレトロアメリカン調
ロカビリー調というか プレスリー調というか
間奏のちょっとフラメンコ+ラテンミックスみたいなギター
は面白い こういう曲調は好みではないけど
ジェイのワルっぽそうな(笑)ヴォーカルも楽しそうな感じ
5 好久不見 イントロからして可愛い曲 バックで鳴ってるシンセ
ストリングス、アコースティックギター、コーラスも
シンプルだけど印象的で カジュアルなジェイのヴォーカルも可愛い
お天気のいい日に原っぱに寝っ転がってるような雰囲気の曲
6 雨下一整晩 夕暮れ時、沈む太陽を見ながら唄ってるような
ジェイの甘やかなヴォーカルがとても心地いい
間奏~後半の中華的メロディもすごく効いている
さりげない中華的曲という感じですごく感じいい
7 嘻哈空姐 レディ・ガガ風というかKpop風というかデジタルな曲
だけど、これにジェイのラップが加わるだけで、まぎれもなく
ジェイ・チョウ以外の何物でもない曲になるんだよな~
8 我落涙。情緒零碎 これまたジェイの定番 ブリティッシュ調
壮大な曲調に合わせて、ジェイのヴォーカルも
切なくかつ伸び伸び ここ数作のジェイは
こんな感じのポジティブな曲調が増えてる
きっと幸せなんだろうな
9 愛的等飛行日記 クランベリーズか?フェイ・ウォンか?的イントロ
唄い出すと、ロビー・ウィリムスが唄っててもおかしくない
感じのこれもブリット系 で これも原っぱポジティブ系
10 自導自演 これまたバックで鳴ってる音がいちいち効いてる曲
まさに自分のことを歌ってるんだろーかしらん?
こういうマイナー系曲もジェイらしくってよい
11 超人不會飛 飛べないスーパーマン ブロガー仲間内で
メロウ(死語)で、いいよねーと話してたけど 和めていい
ジェイも達観系になったか・・・大人になったね
という感じで 太字にしてるのが 今んとこ好きな曲
全体的に見ると 地味めな曲の方が今回好みのタイプ
↓ は密かに物凄く好きなジェイの曲
↑ この曲(デモらしい・・・) もうめちゃくちゃ好きです
この短くてシンプルな曲の中に ジェイらしさが存分に出てると思う
天才ジェイにしか作れない もうとびっきり美しい曲だと思う
↑ 陳小春の為に ジェイが作った曲
珍しく広東語で唄ってるけど ジェイが唄うと
紛れもなくジェイ以外の何物でもない曲という感じ
この歌も私は密かにすごく好きなんです~
↑ ついでに 本家・小春ヴァージョン
これもいいね~ 意外にもセクシーだし なかなかいい感じね
しかし 作詩が林夕とは 広東語曲の王道だね~
以上 読んでくださって ありがとー!でした
あとは リン・チーリン
そして キャメロン・ディアス共演の 映画が公開されますよーに!


by acine
| 2010-06-01 20:38
| cosa cinema シネマごと