2010年 08月 15日
WHIP IT ローラーガールズ・ダイアリー ’09 アメリカ

ドリュー・バリモア監督
エレン・ペイジ主演のガールズムーヴィー
何度か書いてますが 私はドリューが大好き!
そして この日本版ポスターのエレンが物凄く可愛かったので
これは見なくっちゃ~と思ってました
いやー 爽快で後味よくって エレンは可愛いし
ドリューの監督ぶりもバッチリで 久しぶりの
ジュリエット・ルイスまで見れたし 楽しかった~!
女性監督が作った ガールズ映画のなーんて楽しいことよ~!
やっぱり女のことは女が一番よくわかってる・・・!
という感じの爽快でちょっとホロリとさせられる
すごく楽しい映画でした
詳しく:シネマトゥデイ
もーなんと言っても ジュノ同様
小柄でちょっとペチャっとしたファニー顔のエレン・ペイジの可愛いことったら!
彼女の魅力でエンディングまでしっかり走る感じ
大柄で怖げな格闘技系の姉さん軍団に混ざっての
ローラーゲーム 彼女の可愛さが自然に浮き上がってくる感じで
いい意味で彼女のプロモーション映画と言っても過言でないかも

いかにもアメリカのどこにでもいそうな女の子なんだけど
エレンは上手く演じてて 単に普通っぽくって可愛いだけじゃない
その年代なりの深みというか 自然に彼女なりのポリシーをどこかしら
感じさせてくれるような演技は 上手いなーという感じ
ジュノも この前のインセプションも 彼女は良かったけど
この役こそ 多分等身大の彼女に一番近い役かもな~という感じで
とにかく可愛い彼女をニコニコして見てしまう・・・という感じでした

ちょっとハズし気味のガーリーテイストやシンプルなロック系の恰好も
いつも可愛くて あぁ 私がこんな小柄で可愛い10代の女の子だったら
こんな恰好したいわぁ~! と思って見てました(笑)
そして 彼女と母 彼女と父 彼女と親友 彼女とBF
そして ローラーチームの仲間 ライバルとの関係も見てて
この辺りも サラっとしつつも 自然に程良く深みもあり
だけど重くならない いかにもドリューらしい采配が
凄く冴えてて 見ていて気持ちがよかった

ラモーンズ他 ちょっとマニアック系のロックガンガンの中滑る彼女たち
年代は様々なんだけど 彼女たちの素敵なことー!
ゴツくて ゴスで まるで女子プロか?女ハードロッカーか?
みたいな人も多かったけど 彼女たちの潔さもカッコよくて
女スポ魂ものって楽しいなー! とワクワクしました
監督ドリューもエレンと同じチームで体張ってました
このロックガンガンな試合シーンや裏舞台
いかにもアメリカンなノリと 怖げな集団の人間臭いとこ
どこかレスラーの試合のノリ レスラーたちの生態と
相通じるとこあって ↑ の映画の試合シーンも
ものすごく楽しかった私にはワクワクもんでした
もしくは 単に音楽ガンガン 単にロックガンガンの中
躍動する人たち・・・に私が弱いだけかもしれません(笑)
ストライパーTシャツ(!)の存在も効いてたし
こういう音楽&ロック的要素が同居するのも
ドリューの趣味なのかな~? 私の趣味とも合うわ~

久しぶりのジュリエット・ルイスー!
ベニシオと出てたB級誘拐映画(タイトルさえ忘れた)見て以来で
それなりの年月を重ねてたけど (顔 梅宮アンナと似てたな~)
ヒールっぽさに磨きをかけた感じで こういう路線でもいいから
またどんどん映画に出てほしいな~と思った
そして イカつい顔して 自分の夢と娘を重ねて
”美人コンテスト”にこだわる母 マーシャ・ゲイ・ハーデンもよかったし
お父さんもよかったし 親友もBF役 そしてコーチ
チームの姉さんたち ライバルチームの姉さんたち 皆ハマってた
何にしろ 女性監督のガールズムーヴィーはこんなに楽しい!と
いう お手本のような映画だったと思う
ガールズムーヴィーであり 家族の映画であり
そして これは女たちの映画でもある! という感じで
キュートで ウォームな視線で 見るとこちゃんと見てる
ドリューの持ち味がしっかり生きてる映画でした
彼女の監督作はこれからも期待できる!と確信
私はとっても好みでした
ベッカムに恋して が好きな人だったら (=私!)
この映画も 絶対気に入ると思う
↑ もやはり女性監督によるガールズムーヴィーでした
今日の映画:83点
by acine
| 2010-08-15 00:48
| Estados Unidos 米映画