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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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THE SEPTEMBER ISUUE ファッションが教えてくれること ’09 アメリカ (WOWOW)

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3,4日に分けて やっと一通り見ました

プラダを着た悪魔のモデルになったという 
アメリカン・ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターと
彼女を取りまく人々を追ったドキュメント
詳しく:公式HP

日本タイトルはまたまた 単なる女性ウケ狙いな
訳のわからんタイトルだけど 原題のシエナ・ミラーが
表紙のヴォーグ9月号を作る過程のドキュメント

いかつい女教頭みたいなメリル・ストリープと違って
本家のアナはさすがにいかにもファッション畑の人らしい
クールな仕事師に一見見えるけど 
幾分 いや かなり自分に酔ってる系

このドキュメンタリーに登場する皆が言う

”アナの審美眼は素晴らしい”

確かに彼女の審美眼や これからはセレブが
注目される時代が来ると言う (自作自演?)
先見の明は素晴らしいのかもしれない・・・

だけど 審美眼が素晴らしい人が イコール
素敵な人かというと そうでもないな~・・・と思ったりして

正直 あんな人の周りで働いてたら 
終始緊張してピリピリし通しで 
私だったら耐えられないだろうなぁ・・・って

一見にこやかな朝食会も 
けっこう裏は皆ピリピリしてるんだろうなぁって

もちろん 真剣勝負の仕事場は 絶対甘くないのが当たり前

しかも 一流の品や人を使って 雑誌を作る 
そして 物凄くセンスを要求される仕事だ

だけど 見てて思ったのは

トレンドを作り出したり 生み出すことは凄いかもしれないけど
ファッションやインテリアや音楽は映画は
結局は嗜好品なわけで 単に好みの問題だと思う

そして こんな風にプレゼンテーションする人も必要だけど
もっと評価されるべきは 作った本人だと思う

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なので 並はずれた影響力を持つ
アナは凄い人なのかもしれないけど

私はロマンティックで過去に生きる人なの・・・
歴史を積み重ねたものが好き セレブには興味ないわ 
私が好きなのは ファッション写真よと言ってた
魔女みたいなルックスの元モデルのエディターのグレイス

彼女のセンスや志の方が私は好きだなーと思った

クラシックとモダンをとても美しく個性的に融合させて
忙しいから パパっと写真見て それまでの過程も想像力も
無視して 好き勝手なこと言って あっさり・バッサリと
斬りまくる アナよりはぐっと好感が持てた

きっと グレイスは過程を大事にする人

で アナは結果を大事にする人という感じがしたな~

グレイスは素晴らしい仕事をしてるのに 
最終的な決定権はアナにあるもんだから 
単なる有名人というだけで (どうでもいい)シエナなぞに
ページを持って行かれるなんて 彼女としては
やりきれないんだろうなぁ・・・って

こんなアナに言われ放題で いつもいつも
めげてる彼女が可哀想だわ~と思っていたら
最後にアナがグレイスは天才的・・・とコメントしてたけど
だったら もうちょっとは 彼女のセンスもそれまでの過程も
わかってあげたら? と一般人の私は思ったのでした・・・

いくら審美眼が優れていて 自信満々でも
忙しいからと言って いつもスタバのコーヒー飲んでるなんて
そういうとこもセンスないと思うなぁ・・・って 思ってしまいました
世の中にはもっと美味しいコーヒーは一杯あるのにね・・・

彼女の着てる服も 私はあまり好みではありませんでした

ま 結局 単なる好みの問題ってことですね~

人それぞれ 顔も体型も似合うものも全然違うのに
これが今年の流行! だからといって 
それが自分に似合うとは限らないし
人それぞれ似合うものも違うし 好みも違う

そんなもんに流されるもんか・・・と思うあまのじゃくな私

アナ・ウィンターは凄い仕事師なのかもしれないけど
いけすかない女だなー 私は正直あまり魅力は感じませんでした

一番 嫌だなーと思ったのが
兄弟たちが 自分の仕事についてどう思ってるか
質問された時 鼻の穴を思いっきり膨らませて
”面白ろがってるわ”って 2回も自信満々で言ったところ・・・

部外者から見ると あー そーですか・・・ って感じでした(笑)

あと太っちょのブラックのおじさん
ファッショニスタなのかもしれないけど
俺はスタイルがあるとか何とか言って テニスする時に 
あのブランドづくしは何よ? それよりちょっとでも痩せたら? 
その方が絶対センスいいことだと思うよ~

彼らみたいに ブランドもんで固める=センスいいとは
絶対限らないと思う ホントにお洒落な人は ユニクロや
その辺のもの着てたってお洒落に見えると思うから・・・

好き勝手なことばかり書いたけど
要するに 美の基準やセンスや好みは個人差がある
着眼点だって 人それぞれ違うってことですよね~

なので いくら優秀な審美眼を持とうが
アナの好みと万人の好みが一致するとは限らないと思う

ただ ものづくりの過程・・・という意味で見れば
なかなか面白いドキュメントではありました

それにしても ヴォーグのオフィスは大変素敵でした

そして 小さい写真でも 本当に美しいファッション写真たち・・・!

背景 生地の質感に色 モデルのポージング ヘアメイク
それをちゃんと準備できるスタッフに 
異次元の世界のように映し出すカメラマン 

本当にプロの仕事 凄いレベルでした!

今日の映画:75点
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by acine | 2010-11-08 22:33 | Estados Unidos 米映画