2006年 01月 17日
愛・断了線 スカイ・オブ・ラブ ’03 香港

やっと見ることができました (来月にはもうDVD化!)
*ちょっとネタばれあり
両者共好きな私は どんな共演の仕方を
するのか 興味津々で席についた
2人がくっつく映画かと思っていたら・・・
舞台はレトロ感漂う中国の上海らしい
ん?無線?あれ?でもパソコンもある
どういうこと?! 見ているうちに
なーるほど そういうことだったのねとわかる
韓国映画のリメイクとかで
なかなかよく出来たストーリー
どちらかというと静の映画
ふとしたきっかけで無線で話をするようになった
孝天演ずる家輝〈この名前某梁さんを思い出す・笑)とジジ演ずる小佳
本を貸すよと会う約束をしたけれど、会えなかったのは
2人が○の○×に生きていたから・・・!
そんなことありえるのか?と思いつつも
自然な2人の演技はその設定をおかしく感じさせない
何歳になっても けなげで可愛いジジは
学生役をやっても 年齢を感じさせない演技
舞台の80年代前半のレトロで垢抜けない雰囲気
垢抜けない出演者の中 やはり彼女の可愛さはとびきり光っている
なんで 彼女が身を引かないといけなかったのか
ちょっと可哀想だったなぁ
彼女の挿入歌のシーンは けなげで力強くてちょっとジーンとくる
そして映画初主演の朱孝天 Ken
芸歴ではもはやベテランの域に入る 芸達者なジジと比べると
演技はまだ固めで 表情のバリエーションは少なめ
でも元々持っている物憂げな雰囲気は役どころにピッタリ
無線の声など 声だけでも存在感があってとても良かった
映画初主演としては70点というところかな
2人の接点が意外なところで現れてくるわけだけど
あの時 家輝と小佳が無線で話をしなかったら
2人の将来はどう変わってたんだろう?
そして 寂しげだった現代の小佳は
もっと幸せになれていたんだろうか?
静かに心に染みる小作品 女性向き
今日の映画 72点
by acine
| 2006-01-17 18:27
| Hong Kong 香港映画