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by acine

再説一次我愛[イ尓] 愛と死の間で ’05 香港

再説一次我愛[イ尓] 愛と死の間で ’05 香港_e0079992_22205333.jpg

ネタバレあり

アンディ苦手だけど 年を経て 味わいは出てきた
”IA”あたりから 毛嫌いするほどでもなくなった
だけど やっぱり濃い&くどい(笑) 顔立ちが昭和の味わい(笑)
演技もストレートすぎるけど そのスターのオーラは認める

なかなか公開されない香港映画 
ご祝儀&景気づけ(?)の意味も込めて見に行くことに・・・
予告編でも 韓流といっしょくたになった宣伝文句
ごっちゃにするのはいいかげんやめようよー! ファン層は違うはず
ついでに言えば これも策略の匂いがする うさんくさい華流もピンと来ない
香港映画はいつの時代も香港映画!

つい 前置き長くなったけれど
予告編でも すでにストーリーわかってました
突然の事故で 妻シャーリーン・チョイを失った 医師の夫アンディ・ラウ
いつもながら これまたえらい年の差夫婦 
どうも医者があんまり似合わないアンディ
事故のショックから?救急隊へ職を変えたアンディ

わかりやすい映画かと思いきや
このいきさつ 事故の前後もあんまり説明なく 
唐突にそのシーンが始まるので へっ?アンディの今の仕事は何? 何で? 
このあたりかなり不親切で 状況把握に苦しむ (私だけ?)
そして ある日 救護に出かけた帰りに 自動車事故に出会い
○の心臓をもらった チャーリー・ヤンに出会う
この救護隊の同僚がラム・シュー 今回はいたって普通の人!

そして チャーリーの主治医として これまた蝶ネクタイで
ダンディな これまたいつになく全くノーマルな秋生大先生!
正直アンディより 秋生さんの方が断然医者らしい

その秋生さんに チャーリーへの心臓の提供者を教えてくれと
食いつくアンディ どういう経過でアンディが真実を知ったのか
これまたよくわからない・・・
そういうしてるうちに こんどは夫が家出したチャーリーの家に
もぐりこみ ○になりすますアンディ・・・

これって犯罪では? しかもアンディとチャーリーの○は瓜二つ!
ありえんでしょうがー! しかもチャーリーは何で気がつかない?
とこの辺になると感動するより すっかりアラ捜し 
つじつまが合わないこと 謎な点ばかりが気になってくる

正直 アンディとチャーリーのお話  
そんなことばかり気になって 余計まったく映画に入り込めなくなってくるんだからー!
しかもつじつま合わないのに 先はある程度読めるのがやっかい

この映画 まるでアンディの職業コスプレ?! 
○○デザイナー役が一番ハマってたような気がします 
だけど やっぱりアンディの風情 ルイス・クーと同じく
何故か演歌の香り(昭和のかほり)がします 何故?!
モダンではないんだなぁ・・・それが香港映画にはピッタリなのかもだけど
こういう単なるいい人役 (でもやりたいんだろうなぁ)ではなく
悪いヤツだけど 少しは葛藤がある役のほうが いいのにね

チャーリー・・・確かに細いけど 君の体力は限界だ・・・と
医者に言われても そう思えないのがしんどい
落ち着いたいい演技をしてるんだけど 泣き顔がアップになると
ちょっと危ない?! やっぱり彼女の鼻はウィークポイント?!
ノーメイク&泣き顔は厳しい年令になってきた?

逆にピチピチのシャーリーンは 平面的な顔だけどとっても可愛かった
彼女とアンディの回想シーンは ○ホらしさもあるけど微笑ましい
だけど あまりにも年齢差があるので この設定では
夫婦だとしたら アンディが単なる若い女好き? 
もしくは単なる兄妹みたいにしか見えないのもマイナス

この映画に限らず 香港映画のカップルの年齢差・・・
リアリティが薄くなり絵空事になってしまうのは 損だと思うんですがね~
今回も実際は下手すると 親子くらいの年齢差だもの

というわけで 若い女優と組んだアンディ
空とアンディとか 携帯で話すアンディとか 見ると
つい”IA”を思い出し 悪いことしでかすんじゃないだろうな?!と
心配になってしまうワタクシでありました

香港映画にしては 大変スマートなノリだと思うんだけど
ストーリーがね~ つじつま合わないことばかりが気になるのは減点
カメラワークはなかなかスタイリッシュでカッコいいんだけど
監督が妙にこだわるシーンが 何点かあるということ
バナナの皮で滑るよりはマシだけど ○で滑る? そして後ずさり
しかもえらい長まわし スターアンディだからいいんでしょうがねぇ・・・
えらい時間をそこにかけるのね~?!
それよりもう少しわかりやすい展開&伏線張ろうよ
つじつまある程度あわせようよ!と思ってしまいました

後半部分・・・アンディ○人出てきたりして そんなのありー?!の世界なんですが
これは単なるご祝儀で終わってしまうな・・・と思ってしまったラスト近く
○帳のシーンでは涙腺緩みます こういう手もあったのか?とちょっと驚き
これでつじつま合わないのも かなり吹っ飛んだ(笑)

そしてラストのアンディの歌! 和訳つきの香港映画の王道!
主演スターが主題歌を歌う! やっぱり香港映画はこうでなくっちゃー!
歌詞&メロディが マイナス面をすっかり補って&忘れさせてくれて
これまた涙腺緩ますんですなぁ・・・ なーんかねぇ いい歌なのよ♪
広東語じゃなく北京語なんだけど これはソフトな味わいで
まぁいいじゃないかということで・・・ 終わりよければ すべてよし!

今日の映画 68点
by acine | 2006-10-21 22:53 | Hong Kong  香港映画