2006年 12月 20日
ARCHANGEL アークエンジェル '05 イギリス (TVドラマ DVD)

”レイヤー・ケーキ”でハマってから ずっと気になってた
この寒そうな景色に佇むダニエルの写真・・・まさにこれでした
この作品は映画ではなく BBCで放送された 3話完結のドラマ
BBCのドラマはユアン&レイチェルの赤と黒以来・・・
凍てつくロシアが舞台
ダニエルは スターリン研究が専門のアメリカ人大学教授 ケルソー役
モスクワを訪れたケルソーに近づいてきた老人
そして その老人の娘 ジャーナリスト そして見つかる日記
ケルソーとロシア人の娘 ジャーナリストが
その謎と陰謀に巻き込まれていく・・・というシリアスなサスペンス
正直 えらく硬そうなストーリーそうだなぁと思ってたけど
さすがBBCのドラマ 小粒ながらも丁寧に作っていて
背景をよく知らない人間(私)にも 堅実でしっかりと見せる
シリアスながらも 下手な映画見るより質はいい
本当に寒そうなロシア そのロシアの大地に何ともマッチングする
ダニエルのクールな容貌と 落ち着いた演技ももちろん大きな見所
それにしても うわー寒そう!と 本当に寒そうなシーンが延々続くのだ
BBC-Drama
ラストは 独裁者やその時代に翻弄される人が
今も昔もこの世の中にはたくさん存在する・・・ということ
幸い 自分はそんな目に今まで会ってないが
歴史は変わっていない・・・ということがチクリと胸にささる

そして ダニエル
予想以上にこのドラマのダニエルは とても端整で素敵なのでした
常に端整という点では 今まで見た中でピカイチかもしれない
容貌は基本的にはレイヤー・ケーキとほとんど同じ
ただ チンピラと大学教授と立場が違うので より知的で落ち着いた雰囲気が漂う
キャラクター的には同じく大学教授役だったJの悲劇的かな
トラブルに巻き込まれても チンピラでもなく J・ボンドでもなく
ただの教授なので 銃も持ってないし 荒々しくもない
地味にトラブルから逃げるだけ・・・なんだけど これもまたハマってる
こういう静の演技も 当然のことながら味わい深い
何でもアリだったり 肉体派もいいけど
こういうドラマ性強い作品でのダニエルは これまたとても良い
もともとロシア、スラブっぽい金髪&青い目 というダニエルの容貌が
凍てつくとにかく寒そうなロシアに これまたピッタリの組み合わせ
街中のシーン 他の人たちともまったく違和感ありません・・・
ただ アメリカ人の役の設定というのはどう?
イギリス人のまんまでよかったんじゃ?
ダニエルが好き ダニエルの演技を楽しみたい
シリアスなドラマもOK という方にはおすすめ
今日の映画(ドラマ) 78点
ダニエル映画:レイヤー・ケーキ 1 レイヤー・ケーキ 2
007/ カジノ・ロワイヤル 1 007/ カジノ・ロワイヤル 2 Jの悲劇
シルヴィア ミュンヘン ロード・トゥ・パーディション
10ミニッツ・オールダー イデアの森 ジャケット
by acine
| 2006-12-20 13:00
| Inglaterra イギリス映画