2006年 12月 23日
’06年の 個人的ベスト10 番外編 ベスト11~20

フランス~スペイン~モロッコ~アルジェリアを
旅する二人のイカれっぷりアッパレな
濃い濃いロード・ムーヴィー ロマン・デュリス
初めて いいじゃない?と思ったりして
土煙が舞う景色 強烈な音楽もインパクト大!

女性9人を描いた オムニバス 静かながらも
誰かにきっと共感するor身につまされるストーリー
各ストーリー&各キャスト 魅力的だったけど
ロビン・ライト・ペンの演技が凄く印象的だった

9.11以降のアメリカを描いた
ヴィム・ヴェンダースのロード・ムーヴィー
重いテーマを丁寧に描いていたのは好印象
静かながら 訴えかけてくる映画だった

ものすごく久しぶりに見た日本映画
食わず嫌いは いけませんわね~
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの3人が
何ともフィンランドに自然に馴染んでいた!
後味のよい 良質な映画だった

南国台湾のまったりとした空気感
いい意味でのユルさの中の青春物語
ノスタルジックで微笑ましくて少し哀しい
キャストたちも伸び伸びと演じていた

サンキュー・スモーキング ’06 アメリカ
口八丁のタバコスポークスマン
アーロン・エッカートが良かった
アメリカの保守層を皮肉った
ストーリーも粋で痛快で面白かった

消え行く北京のノスタルジックな横丁を舞台にした
不器用な父と 反発しながらも成長していく息子
そんな家族の姿を とても丁寧に描いた佳作

まるで美術館へいるような空気が流れる映画
静かながら 彼の写真はとにかく雄弁に語る・・・
ご本人も とてもチャーミングな人だった

19位 ブロークン・フラワーズ ’05 アメリカ
常に困った顔の冴えない熟年男を演じる
ただそこにいるだけでも妙にハマってる
ビル・マーレイの存在感が何ともいい
しかもこの男 昔モテモテだったらしいのがおかしい
不思議な味わい満点の
ジム・ジャームッシュ作ロード・ムーヴィー

ノスタルジックでダークな映画の色合い
空気感が素晴らしかった
お目当てのスカーレットは今イチだったけど
(ジョシュはもっと・・・・) 全体的には映画館で
見るべき映画らしい映画 渋いアーロンと
ミステリアスなミア・カーシュナーが良かった
ラスト・・・トラウマになりそうで怖かったー!

順位をつけるのが はばかれるテーマと題材
ただ淡々と事を追っている ドキュメント形式が
余計にリアルだった 創作も混じっているのに
見終わった後 自分もドーンと突き落とされる感じ

ジョニーの嬉々とした快演&怪演ぶりアッパレ!
たまには こんな頭カラッポにして見る映画もいい
しかし 一体いくらお金がかかってるんだろう?!
アジアの海が舞台らしい 続編にも期待
ワースト:レアル・ザ・ムービー ’05 スペイン 日本編最低 酷すぎる
もうこんな季節になりました
普通だと ベスト10しかUPしないんですが
今年は 個人的に好みの映画が大豊作! 乱れ打ち状態でした
なので ベスト10圏外にするには 余りにも惜しい
いい映画が一杯あったので 番外編で20位までUPしました
*劇場で見た映画のみ DVDは除く
この映画たち 普通の年だったら
べスト10に入る位のパワーが充分ある映画たち
それぞれ印象的でした しかもこれらは僅差 ほとんど差はありません
それにしても これを見ると 私はロードムーヴィー好き
ロード・ムーヴィー的要素のある映画が好きらしい
そして 意外とアメリカ映画も好きということも・・・
ハリウッド大作は興味ないけど こういう映画たちはいい
また追って ベスト10もUP予定です
個人的ベスト10カテゴリ
by acine
| 2006-12-23 21:37
| 年間 個人的ベスト10