2007年 02月 21日
TITUS タイタス ’99 アメリカ (スカパー)

2,3年前に WOWOWで途中から見たことがあり
その時も残酷さと美しさに 恐れおののいたのだけど・・・
今回久しぶりに 最初から見たけれども
やはり・・・もの凄い映像美と おぞましいまでの残酷さ
そして ローマ時代と現代が組み合わさった 斬新な演出が凄い
これって シェイクスピアの戯曲だったのか~・・・と今さら驚く
(無知ですまぬ) それほど凄い演出してる映画だから・・・
ストーリー:GAGA
前回も今回も あのラヴィニアのシーンには目が釘付け
トラウマになりそうだ 残酷であんな美しい映像は見たことない・・・!
おぞましいけど あんな印象的なシーンは滅多にない
とにかく全体的に 映像フェチというか
徹底的にこだわった 美しい絵を追及してるので
シーンひとつひとつが アングルといい 色合いといい 物凄い映像美!
ローマ時代なのに 車が走ってたり 新聞の号外が配られたり
ロックを聴きながら踊ってたり もう設定めちゃくちゃなんだけど
確信犯というか 時代設定まるで無視の 大道具・小道具・衣装
このもの凄いミックス具合が 妙に自然に納まってるのも凄いこと

アンソニー・ホプキンス、ジェシカ・ラング、アラン・カミング 他
キャストたちの 大仰な芝居がかった 嬉々とした演技もまた見もの
ジョナサンも まるで”ベルベット・ゴールドマイン”
の続編へ出てるのか~?ってな格好して ぶっとんでるし
欲望と権力が渦巻く 残酷な世界なのに
キャスト陣が妙に生き生きと 楽しそうに演じてるところも見所
いい悪いという 次元ではなく とにかく見入ってしまう
残酷で美しく 不思議な映画だ・・・
by acine
| 2007-02-21 17:11
| Estados Unidos 米映画