2007年 08月 07日
DRACULA 2000 ドラキュリア ‘00 アメリカ (DVD)

ホラーは大の苦手だし 興味の全く持てないジャンルですが
単に ジェラルド・バトラーが見たかったから・・・(笑)
思わせぶりな 不気味さを漂わしつつも
ま 適当につじつま合わせた 大型B級ドラキュラ映画という感じ
ドラキュラが○ダだったというのは ちょっと驚きでしたが・・・
まぁ 内容なんて どうでもよいのですよ・・・
主役はトップクレジットだったジョニー・リー・ミラーのはずなんだけど
(それにしても 彼はいつの間にこんな普通の人になったんだろう?!)
その只者ではない存在感で これまたタイムラインみたいに
そこら辺の男ども・・・もとい 平凡な主役を食っている(笑)

というより これはまさしく 主役はジェラルド・バトラー
青白く この世のものではない雰囲気と気品を漂わしつつ
あの立派な体格で 獲物やヒロインのマリーに近づくわけですな
(このマリーがどうも子供っぽくて 色気に欠けるのよ)
どんな役をやろうとも やっぱりあのオーラは隠しようがない
というか この人のオーラの漂い方は 只者ではない・・・

DVDに入ってるスタッフ&キャストのインタビューで
“ドラキュラは 情熱的でセクシーで危険でなくてはいけない”
“そして女達は彼を愛し 彼に利用されつつも喜ぶ”
まさに そんな役を 情熱的に美しく儚げに かつ堂々と
時には獰猛に演じているので 彼目当てで見ても まぁ納得の域
つぶやくような台詞も この人独特のフックがあって 聞き甲斐がある
こういう人間ではないような役もよく似合っていて 守備範囲の広さを感じました
先に この映画のオーディション風景(音出るので注意!)
見てたので この位濃いテイストでも 良かったけど(笑)
本編での独特な透明感や美しさも それはそれでアリなんだろう
この映画・・・撮影監督が香港のピーター・パウだったのも なんとなく儲けもの!
今日の映画:70点
by acine
| 2007-08-07 19:10
| Estados Unidos 米映画