2007年 10月 03日
No Resavations 幸せのレシピ ’07 アメリカ

ドイツ映画 マーサの幸せレシピをリメイクしたこの作品
オリジナルは未見 それにしてもアメリカメジャーもの リメイクばっかりで
美味しいとこ取りばかりで 創意工夫欠乏症なんだろうね 全く!
ゾロ以来のゼタ姐さんには興味ないけど
アーロン・エッカートとアビゲイル・ブレスリンが出るというので見てみた
詳しくは:シネマトゥデイ
いかにもハリウッド的な 絵に書いたようなわかりやすい展開
そして いかにもスタイリストが着付けました!的な いつもお洒落な格好
花形シェフはそんなに儲かるのか 高級マンションに住んで どうもスキがない
いかにもセッティングされた部分の数々・・・そんな臭さが漂う映画でした
ほら!私達楽しそうでしょ~?!ね?いいシーンでしょー?
というような まるでプロモーションビデオか予告編のような
押し付けがましいシーンがあちこちにあって ヒネくれてる私は
そんなシーンはハスに構えて ふーんとシラけて鑑賞
きっとオリジナルは もっと地味でも 等身大の登場人物が描かれてたんだろうなぁ
"エディット・ピアフ”にすれば良かったかな~と思いつつ
ほとんど料理さえしたことないらしかったゼタ姐さん
厨房での姿はそれなりにサマにはなってましたが
普段着がいつもスタイリッシュ過ぎて (着こなしてるのは素晴らしいが!)
花形シェフというより ファッション関係とか映画関係のお方?みたいな雰囲気が漂う
女らしさももちろんあってもいいけど もう少し料理○カみたいな女が
目覚めていく様子・・・なんて方が 面白かったかな~
自分に厳しく人にも厳しけりゃいいけど どうも勝手な所は甘い
仕事には厳しく ポストにこだわってるくせに 自分の姪だからといって
厨房に子供を入れるなど・・・甘くて こんな公私混同ダメでしょーが!
どうも中途半端なキャラクターに思えた
それに強気だし 別にセラピーを受けるほど 精神的にも弱そうじゃないしねぇ
あと この人どうも自分を綺麗に撮られることにこだわってるような気が・・・
スタイル良くて 全体的には雰囲気あるけど ただそれだけ
個人的には演技も顔もフツーかと思う 好みの女優&顔ではないな・・・
お肌のキメも粗いし・・・ 自分をかなぐり捨てるような役は出来ない人だろう

そして ここ1年で4本目の 妙に気になるアーロン・エッカート
前髪下ろして 髭の剃り跡も濃く 全体的なイメージが濃い!濃い!
クセあり猿顔なんだけど やっぱり彼はよいな~とそれなりに満足
演技自体はOK!だけど 今回のイタリア系のノリのいい料理人役は
彼に合ってるような 合ってないような・・・
彼に似合う役は もっと他にいろいろありそうなだけどな~という感じ
前見た3作(タグ参照)の方が ハマリ具合は断然上だった
しかし 風貌(髪型・顔など)はいつもほとんど一緒
でも 見ててなぜか飽きない・・・という不思議な人である
アビゲイルちゃん・・・ いつも物凄く可愛いカッコして バッチリ着こなしてるんだけど
(レインボーカラーのマフラーやハイソックスなんてもの凄く可愛い!)
これまたいかにもスタイリストが用意しました臭さが漂って勿体なかったな~
演技自体は ゼタ姐さんより上手いくらいなんだけど どうも今回は
まっとうすぎる子供(というかいかにもアメリカの子役的な子供)だったので
今イチだったような気がする 前作など クセありの方がこの子には似合うと思うな
そんな方が彼女の演技力もますます生かせると思う
しかし 横から見ると なんともデコデコした凹凸のしっかりついた顔
大きな目が 子役時代のイライジャ・ウッドとなんとなく似てるかも
というわけで 個人的にはドラマ自体より
レストランで起こるあれこれ オーナーの客あしらいとか
スタッフ一同での開店前のミーティングや まかない料理食べるところとか
厨房での出来事(冷凍室など)の方が 面白かったかな
バックに流れるパヴァロッティは凄くいい感じだった
同じ厨房モノとしては 3,4年前に見た
ディナーラッシュの方が スリリングで リアルで 断然面白かった!
今日の映画:73点
by acine
| 2007-10-03 12:04
| Estados Unidos 米映画