2008年 01月 07日
Coisa Mais Linda: Historias e Casos da Bossa Nova ディス・イズ・ボサノヴァ ’05 ブラジル

’50年代 ボサノヴァの創世記を追う 音楽ドキュメント
や~っと 今頃見ることが出来ました
リオ・デジャネイロの街を舞台に
どんな風にボサノヴァが作られたか?
どんな人たちが関わって生まれたのか?
どんな風にムーブメントとして広がっていったのか?
アメリカのジャズ ラテンのボレロ そしてサンバとの関連性
もっと古い音楽かと思っていたら 意外にもモダン
そんな年数しかまだたってなかったとは驚き
そして 何と言っても 優しげで甘美なそのメロディと世界感!
生き証人たちによって 今もヴィヴィッドに演奏され歌われる歌の数々
よい時間を重ねた老ミュージシャンたちの手から奏でられる音
喉から出てくる声は 一瞬にその場の空気を変える力がある
一瞬にして こっちもその場で直接聴いてるような幸福感!
優しく美しく ストレートにロマンティックな歌詞たち
ポルトガル語の優しい響きとギターの音
どの曲も捨て曲がないくらい いい曲ばかり
なんとも心地いい 至福の2時間強を過ごしました
家にいる時 この映画をエンドレスでずっと流していたい・・・!
そしてBGMとしても最高だろうなぁ・・・と思ってしまう心地よさ
そして クラシックやコール・ポーターが好きだったという
若き日のアントニオ・カルロス・ジョビン
大変ハンサムでその雰囲気も素敵
彼のCD何か買おうかしらん?!
そして フランク・シナトラとの”イパネマの娘”の共演
才能溢れる伊達男が二人 絵になりすぎだった
これまた凄く良くて これまたCDが欲しい
そして 時代の花だったらしい コケティッシュなナラ・レオンも気になるなぁ
*コール・ポーターを描いた五線譜のラブレター(サントラ大好き!)
同じラテンでも スペイン語圏とはまた違う
独特の優しげな魅力がある ポルトガル語圏
映画もだけど 音楽もなんとも魅力的すぎる ブラジルもの
ボサノヴァじゃないけど
ついつい カエターノ・ヴェローゾとかマルコス・ヴァーリとか
セルジオ・メンデスとか 手持ちのブラジルもん 聞いております(笑)
今日の映画:82点
by acine
| 2008-01-07 13:46
| Sudamerica 南米映画