2008年 02月 20日
周杰倫世界巡迴2008日本演唱會 Jay Chou World Tour 2008 in Japan

数々の映画が やーっと今年は陽の目を見そうな
台湾の周杰倫 ジェイ・チョウのコンサート @ 武道館
最近 映画の仕事づいてますが 彼の本業はこっち
2年前に続き 今回も行って参りました
誰もが撮ったであろう・・・この風景 ↑
武道館で コンサートを見るのは ずいぶん前に
イギリスの某バンドを見て以来・・・ すごく久しぶり
*何故だか ジェイの曲のギターソロ 何曲かが
このバンドのギターのメロディによく似てるといつも思う
詳しいセットリストなどは アジアンパラダイスさん ご参照
正直言うと 前回のような 爆発的な感動や 尾を引きまくる
ジワジワとこみ上げてくる感動はなかったな~という感じです
出発前や特に2日目 体調も悪かったこともあって
自分の感度も どうも鈍ってたせいもあるのかも・・・だけど
2日目のライブ前なんて 時間ないし 調子悪いので
もう一駅でも電車なんかに乗りたくない&歩きたくないわで
神楽坂でのランチから タクシーで武道館前横付けした位(笑)
前回の緊張感の中にも 観客の反応に嬉しそうな
ハニかんだような微笑や表情はあんまりなくて
オープニングからの 実に堂々とした雰囲気や
朗々とした歌いっぷりには あら~っ?!とかなり驚きました
あれから2年 いろいろあって 彼も成長したんでしょう
可愛いジェイがあんまり見れなくて 残念だったけど・・・
もちろん 楽しませてもらいましたよ~!
今しか見れない ’08年最新版ジェイ・チョウを!
だけども 内容的には 3,4曲毎に 雰囲気がガラーっと変わって
ブツ切れ感があり ゴッタ煮度が凄く増したような気がしたのです
特にあのラテンなセクシー姐さん方の延々と続く踊りを見てると
”あら? 一体何のコンサート 見に来たんでしょー?
ワタシたち ?!” と 不思議な気持ちになったのも確か
中華系コンサートは かれこれ15,16本目 (うち半分@香港)なので
こんな展開 こんな演出 すっかり慣れちゃ~いるんだけど・・・
仕掛けが一杯なのは まさに中華の伝統&売り
見てて面白いけど 才能あるジェイだからこそ
日本では もう少し音楽中心でやってもいいんじゃないかな~?
日本こそ それが出来るチャンスなのにな~と思わないこともない・・・
香港エンタメのスターだったらこれでOKなんだけど
ジェイやリーホンの才能溢れる台湾勢なら それが出来るはずだから
そういう点では 前回の方がより意識して音楽中心だったような気がする
ま 今回は 時期的にもワールドツアーの一環という流れから
どうしても 今回の骨格やベースは決まってるんだろうし
これを楽しみにやってくる中華圏のファン
&日本在住中華圏の方向けには OKなんだろーなぁ
ご本人がいろんな楽器やったり チェン・ミンさん起用とか
三味線プレイヤーとコラボとか 弟子を含めてのアコースティックとか
そういう音楽的なサプライズは全然OK!というか
そういうのはどんどんやって欲しい
とか 何とか言っても ちゃーんと楽しませて頂きました!
1日目は ステージ全体が見渡せる 2階スタンド5列目
2年ぶりのジェイを 新しい趣向にも楽しみながら観戦
2日目は 少し右よりだけど アリーナ3列目から バッチリと
本人まで10M足らず 肉眼でもしっかり表情が見えました~!
それにしても ジェイのコンサートでいつも思うけど
通訳がいたり 今回は歌詞(あの日本語訳&タイトル微妙と言えば
微妙だけど・笑)も出るし すごく親切だと思う
中華圏 英語の出来るスターも多いので
日本では英語でのMCも 一般的だけど
英語が(多分)達者じゃないジェイは ジェイなりに
ちゃんと考えてるところが とても好感が持てる
個人的には チェン・ミンさんの二胡も背景のビジュアルも本当に美しかった
中華的なパート 千里之外~青花瓷~本草綱目 に惚れ惚れ
そして やっぱり 惚れ惚れする 美しい七里香
聴媽媽的話での 意外な登場
可笑しいチョウ・ユンファとやっぱり上手いわジャッキー・チュン
歌詞にも出てくるこの二人 この辺り 香港映画ファンにもたまらない演出!
盛り上がりまくったアンコール
エレキ三味線がすごく効いていた カンフー・ダンク!
周大侠 ”豆腐” ”功夫”の掛け合いが楽しかったー!
この津軽三味線ガンガン効かせたヴァージョン 大変カッコいいです
何故か昔流行った シャンプーの曲を思い出した私でした
そして やっぱり叫んでしまう 霍元甲 そして こっちも叫ぶ 双節棍
最後にヘロヘロ&翌日には筋肉痛になったけど 楽しかった!!!
特に中華的な味わいのするパートが凄くよかった
全編 中華風味でやってくれてもいいのに・・・!という感じ
ジェイだったら 単なる中華風味で終わらないはずだから・・・
正直 いらないな~と思ったのは ゲスト部分
あの長丁場を乗り切るには ジェイも休む部分が必要なんだろうけど・・・
アイドルなのか バンドなのか ゆるーい不思議な味わい
前回と同じ面々で新鮮味ないし 真冬だし 長丁場だし
ジェイの部分に集中したいので すみませんが
2日とも あの時間は お手洗いに行かせて頂きました
同じこと考える人が多くて 女子トイレは超満員&長い行列!
皆 ここぞとばかりにかけって行き 一目散に席へ戻っていくのがおかしい
あと日本語曲・・・ 日本の歌 元々全く聴かない(興味ない)ので
この歌 何?? と首をかしげてた もとバリバリ洋楽好きの友人と私
友人談:あれで1曲ジェイのオリジナル曲が減るのは勿体ない
まったく同感・・・! 同じ聞くなら ジェイオリジナルが一曲でも多い方がいい!
あとで考えると これも聞きたかった あれも聞きたかったという
やってない曲が 一杯あったような気もするけど
意外にも 正直好きじゃなかった カウボーイも宅男も
意外とライブ映えしてよかったな~
ウダウダ思うことはあったものの
最中は やっぱり夢中になって見てしまうような
寒空を吹き飛ばすような 熱い空間がありました
2日目は特に 中華系の観客も多かったようで 熱かった
後ろの列・・・(多分)台湾人グループ その後ろの列・・・香港人グループ
ネイティブの人たちのMCへの反応 早すぎて
まったく 日本語通訳聞こえませんがな状態でした
個人的には 七里香のような 東洋の美と西洋のトンガった部分が融合したような
あんな世界感を生かしたアルバム もしくはまた全く新しい世界を作り出してくれる
ことを祈りつつ ジェイ@武道館 雑感おしまい・・・とします
いよいよ!

王妃の紋章 4月12日公開
監督:チャン・イーモウ 出演:チョウ・ユンファ コン・リー ジェイ・チョウ リウ・イエ他
やっと公開キンピカ映画 コン・リーの女の業がメラメラ
燃えたぎってそうです ジェイの第二王子もやっと見れる・・・!

カンフー・ダンク! 今夏公開
監督:チュウ・イーピン 出演:ジェイ・チョウ チェン・ボーリン シャーリーン・チョイ エリック・ツァン他
まるで”少林サッカー”か?!的
お○カ世界が繰り広げられてそーです
主役を務めるジェイ・・・楽しみだわ
2月中のみ復活 '06年 記事関係
感想 余韻 スカパー
やっぱり 個人的には 前回に軍配かな・・・
2/22追記
1週間 たってみたら どうのこうの言っても 凄く楽しかったな~と思います
iTunesで ジェイの曲 シャッフル 延々してるもんな~(笑)
by acine
| 2008-02-20 11:59
| cosa cinema シネマごと