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by acine

不能説的・秘密  言えない秘密  ’07 台湾

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こっ恥かしいストーリーだと 
噂をかねがね聞いていたこの映画

確かに 半分くらいは当ってるかも~(笑)
しかも いい大人がこういう内容を見るのも ちょっと落ち着かないけど
少女マンガを見てる気分で けっこう楽しく見れたりもして

映画全体として見れば 映像・音楽・ストーリー 
よい意味で ジェイの持ち味である 
ロマンティック路線全開だったともいえます

今回は ジェイ・チョウ 監督・脚本・主演・音楽と 彼の大車輪映画!
だけど ワザとらしさはなく とても自然な心地よさが漂う映画で
ほどよくパワフルで(特に後半部) 監督としてもなかなかいい仕事していたと思う

彼の本業である音楽を生かした映画で
そのピアノの音色が なんとも優しく美しく効いていて 五感に響きました 
台湾映画らしいノスタルジックな風景が目の前に広がり
なつかしーい青春時代(笑)の青くささや甘さも感じる
とても癒されるというか ヒーリング効果も大な映画でした

詳しく:goo映画

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で ジェイが高校生というのは いくら童顔とはいえ 
やっぱりちょっとムリがありますわな~(笑)
時折ネクタイ姿はサラリーマンに見え 視線がたまにエロオヤジだったり
(ま 元々大人なんだから 当然なんだけどね・・・笑) 

今回の役は 本来のジェイにこれまた近そうというか
ほとんど素のままぽかった頭文字Dや 
大御所に囲まれちょっと緊張気味だった王妃の紋章よりは うんとリラックスして 
かつ自然で ちらっとちゃんと演技もやってたような気がします
よい意味で 単なる素から 自信を持って素を演じるように 
進化してたような気がします

もともと 中華圏No.1の人気を誇るアーティストで 
よって これももともと パフォーマーなわけで 
音楽も映画も きっと彼の中では 自分を表現するだけ
どれもそんなに違いはないような気がします

今回の映画の音楽も 彼の曲同様 
とても美しく 五感に響くものが あちこちに散りばめられてました 
去年のアルバムで一番好きだった ”蒲公英的約定”のイントロやサビが
こんな風に映画のあちこちで使われてたなんて~!と 嬉しい驚きでした 



この人 フツーの人っぽくて 決して美男ではないんだけど
今回も何でもない時の 表情や仕草が やっぱり魅力だな~と思いました
弟系というか なんだか妙にかわいいんですね いつも
特に今回は ほとんど素+本業音楽 という 強力コンビなので
ますます 世の女性にはウケないわけがないと思うんです 

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そして ヒロイン役のグイ・ルンメイも 爽やかで可愛かった
スッキりとした顔立ち ほっそりとしたスタイル 彼女の顔やフンイキ 
私の友達にソックリで あら~!○○さんたら!って感じでしたが(笑)
わかりやすい可愛さのアリス・ツォンじゃなく (これだと当たり前すぎる)
彼女をヒロインにというのは正解でした あの髪型も凄く可愛かった

そして ここでも父親は秋生さんことアンソニー・ウォン
自分の映画でも共演なんて ウマが合うんでしょうね
ここでは 毒気を抑えて 一人息子が心配なよきオヤジ
しかも 学校の先生なので 良識もある人で(笑) 
こんな穏やかな秋生さんを見れるのも得した気分でした

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中華風とヨーロッパ風が混ざった コロニアル調の煉瓦がとっても
素敵な学校の風景や 可愛い制服(出来すぎくらい可愛い)
これまたフンイキある練習室 間接照明や古いピアノが印象的なジェイの家
美しい海辺(淡江だから川?)や ノスタルジックな坂道やそのそばにある花など
台湾名物 まったりとした心地いい時間がここでも流れていました
こんど 台湾へ行けたら 淡水もフラフラしよう!と決めました(笑)

ついでに言うと 柔らかで可愛い響きの台湾國語(北京語)
凄く可愛い響きだよなぁ~と今回もそれにも癒されました

しかし どんでん返しがあるらしい・・・とは知ってましたが
急に終盤 サスペンスフルになってくるのにはビックリ
え~っ? 彼女はもうこの○にいないの?!
え? ということは・・・?!

どうもラスト部分 すべて理解できなかったというか
つじつまがどうも合わなくて ???な部分もありました

しかし この展開 ある意味 監督ジェイはチャレンジャーですね(笑)
彼の音楽同様 映画も個性がありそうな気するな~
監督ジェイや俳優ジェイも楽しみだけど
当分は音楽でまたあっと驚かせてもらいたい・・・
音楽にもちゃーんと力入れてね~!と願って 最後とします

今日の映画:80点



↑では フツーの人と書きましたが 
たまたま おととしのコンサートの時
70cm位の至近距離で 彼を見るチャンスがあったんですが 
アーティスト ジェイ・チョウは オーラがもの凄くて 
写真や映画の印象より 物凄く美しい顔立ちをしてました 
あまりにもカッコよくて もうもうビックリしたくらいです

才能のある男は美しい・・・
才能は人間を あんな風に輝かせるんだなぁ・・・
それほど凄いオーラでした

私 もともとジェイは音楽から入りました
3年前に 初めて曲を聞いた時は 
あまりの素晴らしさに目から鱗 こんな東洋人がいたのか~?
なんという天才~!!!と ただただビックリ&呆然としました
 
しかし音楽は素晴らしいけど ルックスは???でした(笑) 
↑の時から 印象がガラっと変わったんですよね~

音でも 衝撃を受けた”七里香”アルバムのような 驚きがまた欲しい・・・! 
多分週明けあたりに届くニューアルバム 今度こそと期待してますが!
by acine | 2008-10-18 23:02 | Taiwan 台湾映画