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by acine

不能説的・秘密  言えない秘密 ’07 台湾 (2回目)

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完璧 お気に入り映画になりそうです 1回目

言えない秘密(ラスト)を明かす訳にいかないので 
2回目の印象のみUP

中国語のタイトル 英語のタイトル(Secret) 日本語のタイトル
すべて 内容と関連性があって いいよなぁ・・・ということ

そして なんて瑞々しく 甘酸っぱくて 儚くて 切ない映画なのか・・・

きっと性別年齢関わらず 見てる誰もが
ついつい高校生の頃に瞬間移動できるんではないだろうか?
もしくは こっ恥かしいと思いつつも 微笑ましく眺める・・・ 

こっ恥かしいというより そのキラキラぶり 
その瑞々しい映像・感情に惚れ惚れするということ

そんな 監督 ジェイ・チョウの感性に またまた惚れた!

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彼自身もまだ若い・・・ 
だからと言って 若いから 誰もがこんな瑞々しく儚い映画を
こんな風に簡単に撮れるわけじゃないない・・・ と思う
あの五感に滑り込む音楽同様 こんな風に感性に自然に溶け込む
&気分が高揚する映像を撮れる人は そんなにいない・・・ということ

彼の曲を初めて聞いた時の衝撃を思い出すような
この瑞々しさ これは只者じゃないのは間違いない

当分音楽に専念してくれ~ などと思ってたけど 
こんな映画が撮れるなら そして あんな風に演じれるなら 
映画もどんどん撮ってもいいよ!どんどん見たい!と思う(笑) 

次作を撮るなら ブリジット・リンに出てもらいたいと思ってるらしいけど
ぜひ彼女をひっぱり出してください お母さん役とかかな?

不能説的・秘密  言えない秘密 ’07 台湾 (2回目)_e0079992_23273135.jpg


そして やっぱり 何でこんなフツーなのに 何でこんなに可愛いのか?!(笑)
どなたかが品がある と書いてたけど 確かに品がいいよね 納得
何が そんなに魅力なのかが 説明しろと言われると難しいけど
なんだか とにかく可愛い このフツーでフツーじゃないところ?!
とにかく 妙に惹かれるこの人の不思議な魅力なんだな~
そしてピアノ弾きの手はこれまた綺麗なんだ・・・

そして そんな彼が選んだヒロインのルンメイちゃん
彼女もなんて可愛いの~!  写り方によってはこっちまでが
ジェイのようにときめいてしまうほど魅力的 
とてもレベルの高い女優さんだと思う

なので 単に可愛いだけのアリス・ツォンは
今回は単なる当て馬にしか見えず・・・

主役の二人がフツーっぽい だけどフツーじゃないところ
こんな風なキャストも凄くハマってる

不能説的・秘密  言えない秘密 ’07 台湾 (2回目)_e0079992_2333593.jpg


この映画 後姿が多い映画で こんな後姿のシーンの数々にはぐっとくる

そして あのレトロな学校 雰囲気たっぷりな練習室 
弁当箱 首元のリボン 間接光が優しい 二人の家 
古いピアノ 家にある盆栽 ベッドにかかるレース 
息子思いのオヤジ そんなオヤジとダンス 
机の中のりんご 坂を転がるりんご 自転車・・・

その大道具・小道具 どれもこれもが魅惑的で 
まったり ほっこりと 台湾の優しさを感じる映画

この柔らかくて 美しい映像は 
台湾のカメラマン リー・ビンピンによるもの
百年恋歌や ”花様年華”も 彼と知り 深~く納得 

終盤は2度目になると なるほど・・・
段々と解明できてきました あの用○員の人?もよく理解してたってことね
そして お父さんもけっこう○任あるよね?とか

この見る側に委ねる 謎を投げかける終盤・・・
ジェイと共同で脚本を担当したジェイと同い年の女性脚本家
トー・チ-ロン(香港)は ベルベット・レインの脚本も担当していたと知り 
深~く納得 ※この映画見るかも?の方 ベルベットの記事は見ないでね

見てる間 懐かしいあの世界へ見てるこっちも
タイムスリップできるような 不思議な感覚の映画です

本当に音楽がここまでストレートに 
心に染み入る映画もあまりないと思う

スクリーンで鳴ってる音楽が 瞬時に 耳や肌や心に
同時にすっと入り込むという感じ こんな感覚の映画は初めてだった
ピアノの音色と共に こっちもすっとスクリーンの中へ入り込める感じ

この辺り 音楽がジェイの本業である素晴らしさが存分に出てますね
それが また映像やストーリーと 絶妙にリンクする様は 本当に心地いい

改めて ジェイの音楽的才能にも惚れ惚れしました 今回

きっとこれは心の奥の小さな宝箱のような映画になってしまいそうです

すごく尾を引く映画です

今日の映画:85点



おととしの衝撃に比べて 今年の武道館がどうも・・・だったので
ジェイ熱ちょっと落ち着いてましたが・・・

※初めてアルバム”七里香”を聞いた時のあまりにもの衝撃!
  この男・・・天才! こんな人がアジアにいたなんて!

※”頭文字D”でのあまりの可愛さ

※初来日ライブでの衝撃

に続き 久々ジェイブームかも・・・ですね(笑)
i-tunesでも 車(i-pod)でも
ジェイの曲 100曲ほど シャッフルな今日この頃です
by acine | 2008-10-22 23:54 | Taiwan 台湾映画