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by acine

赤壁  レッドクリフ PartⅠ ’08 アメリカ・中国・日本・台湾・韓国 (2回目以降)

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1回目はまるでジェットコースター並みに面白かったんですが・・・

意外にも2回目以降は すっかりストーリーもわかるし
戦うシーンもすっかり予定調和の世界で さほど興奮なし

でも 何度見ても 新しい発見が出来る リピート映画も一杯あるし
同じような題材300は 何度見ても 興奮のるつぼだったんだけど・・・
この映画は 何でかな~?と考えたら・・・

やっぱり どこかストーリーが大味で 
何でこのエピソードをこんなに長々するかな~?!
トニーはかつらがどうも似合わない・・・とか
チーリン やっぱり素人だわ・・・とか 
なんだ このやる気のなさそうな部隊は・・・とか
1回目ではわからなかった ちょっと気になる程度の
粗がけっこう目立つのでした

余りにも登場人物多いので それぞれに花を持たせようとすると
出番は限られるし ある程度 予定調和の世界にならざるを得ないんだな~
しかも皆キャラはっきりしてるし・・・ しかも戦う映画なので 
その手の内わかると さほど驚きもないわけで・・・

しかーし 2回目以降も見に行ってる(笑)のは
やっぱり 俳優陣の魅力 その面構え その各々の持ち場を
皆 しっかり奮闘して 演じるてるから・・・なのでした

よって すっかり 映画というより その顔見世興行を楽しむ!
どうでもいいところは力を抜いて リラックスして見て
ごひいき役者ウォッチング そのコラボを楽しむ映画と
いう感じになっております(笑)

以下 単なる雑感 いや 単なる雑念です

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個人的には まずは金城武&張震の台湾男前コンビに尽きますね!

ありそうでなかった この二人の顔合わせ
しかも 今回武くんが予想以上に健闘してるので
演技に関しては全く危なげのない張震とのこのシーン 
もうもう 見所たっぷりです (私だけでしょーか?)

この呉に武演じる孔明が到着して 張震演じる孫権に謁見・・・
この二人のシーン最高(笑)!
何度見ても このシーンはワクワクする!
天然武 VS 演技派張震 !

孔明の白装束に対して 黒い衣装の孫権
男前二人 (結局コレに尽きるね・笑) の絵づらは
この上望むものナシですわ~という感じ

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飄々とした 策士にあんまり見えない 金城孔明
可愛げあって 天然で こういうのもアリよね・・・と思わせる
これは久々の当たり役だったね~ 武くん! という感じがします
中華的古装や髪型がとてもよく似合うし 動作とかも絵になってて
やはり半分流れている中華の血が自然にそうさせてる感じ

彼もひととしいって 張震と並ぶと お肌の感じが 
よい感じでくたびれてて (それは武 VS トニーでは逆転する)
いい歳のとり方してるじゃない・・・と 90年代中頃からの
長年の金城武好きの血?!が久々に騒ぎました(笑)

こういうのを見ると 中途半端な日本映画なんか 
やっぱり出ない方が よい気がしますね 
どーなんだろうね~? 怪人二重面相

これからもよい歳の取り方をして 
そしてこういうはまり役に巡りあって欲しいものです (って保護者か?!)

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そして これまた惚れ惚れなのが 張震!

いやー ホントにこの人はその若さに似合わず ホントに達者
既に名優の貫禄充分 この年代の中華圏では 一番上手いと思う

3月に見た時にも思ったけど 今回も骨格の美しさがよーくわかる顔立ち
武の彫りとキラキラした目とははまた違った 
彫りのある顔つきに あの鋭い眼力は無敵!
たまーにヤンキーくさく見えることもあったけど
彼は品がいいので 鋭さに見えるのは得です

若いのに 静の演技を強いられてた孫権役の彼
パートⅡでは 鎧を着ているので 戦ってくれるんだろうな~と期待しています
張震のアクション・・・ これまた見て見たい! 

というわけで その他 雑感&雑念

トニー:パートⅠを見る限り 役者トニーとしては ノーマルアベレージ
後半は白装束着て なんだか神がかってそうなので 楽しみにしときます

しかし かつらが似合わないんだな~ 頭の上の方が写らないと
現代劇のトニーみたいに見えるし やっぱり小柄なのは
アクションシーンには厳しい ガタイがいい 身長がある程度ある
というのは こういう映画では 大きなアドバンテージという感じがする
特に今回群集の中で戦うので 身長が低いと埋もれてるように
見えがちなのが勿体ないな~ 動作もちんまりと見えてしまって
ちゃんと動ける人だけに惜しいですね・・・

チーリン: 演技者としては厳しいね
色気があるのはいいけど もうちょっとキリっとして欲しいシーンでは
凛とした雰囲気がないとね~ あの曹操までが惚れるとなると
もう少し強さも欲しいよね あとあの喋りも大人の女としてはダメね

ヴィッキー: チーリンが素人なので 2回目以降はやっぱり
彼女は生き生きしてるし上手い 台詞回しも上手い
しかし シーンシーンで 顔やお肌のコンディションが違うのが
気になる 妙に顔が疲れてるシーンもあったり・・・
宴のあとの武とのシーンの彼女はとても綺麗だと思う

フー・ジュン:やっぱりカッコよいです! あぁいうガタイの良さ
あの力強さというのは アクション映画には必須です
お供についてもらうなら どの女子供もこの人を選ぶでしょう
しかし 普段の彼は いかにも大陸の人!という感じでビックリしました

チャン・フォンイー: やっぱりよいです この人も
軽薄さが所々滲み出て 脂ぎってる感じも悪くないし
すっきりとしたスタイルで 衣装や鎧もよく似合ってます

この映画 面構え映画としては 最高ですね!
若いのから年寄りまで 本当に男達の顔つきがよい!
そして あの人 この人 皆同じ画面に写ってる絵づらは大変豪華!

それに対して その他の軍(エキストラ)のへなちょこぶりが
やっぱり妙に気になりました エキストラが余りにも多すぎて 
末端まで指導できなかったんでしょうね?
アルバイト? 細っこいし 顔つきもなってない 学徒動員?!
チャン・イーモウの映画とかでは もっとその他の兵士も
戦う意欲がありそうな気がするのになぁ・・・ 
この辺 力抜きすぎてるのが 本筋と対照的で妙に目についてしまう
この辺も手抜かりなく 上手く見せるのは大事ではないかしら?!

今日の映画:80点
by acine | 2008-11-26 21:45 | Asia アジア映画