2009年 01月 04日
DISCO DISCO ディスコ ’08 フランス

フランスのノルマンディーの街が舞台
昔はディスコキングだったものの
今はしがない40男の人生再生をかけた
ディスココンテストに挑戦!という
おフランスディスコ版 フル・モンティという感じの映画!
詳しく:シネマトウディ
気楽に見るにはもってこいのB級くささがプンプン漂う
○ホらしくも楽しい お気楽映画でした
過去の栄光に再び挑戦する かなりくたびれた40男3人組
そして 彼らの前に現れた バレエ教師の(!)エマニュエル・ベアール
ディスコのオーナーにはジェラール・ドパルデューという
B級くささ漂いまくる映画なのに 妙にキャストが豪華という不思議な映画
主人公ディディエの軽薄だけど憎めない 笑顔とその瞳
そして 時代遅れと今時の若者に称されても 自信満々なそのダンス!
身分不相応をもろともせず 天下のエマニュエル・ベアールにも
アタックするわ・・・の ちょっと老けてる40男
実際 演じてるフランク・デュボスクは 踊れるコメディアンだそうで
実年齢が40代半ばと知り納得 日本人的感覚では
あれで40歳とは老けすぎだもんな~(笑)
しかしこのディディエのやることなすこと
人生知らない10代の少年のようで その幼稚さと
いい意味での無垢さが ○ホらしくも 妙に可愛かったり
これじゃ息子を連れて 奥さんに去られるはずだと(笑)
そして 彼と同居する 香港か大阪のお母ちゃんのような
口が達者な母親もキョーレツでおかしい

そして ジーコそっくりな背の低いヌヌと
港で働くガタイのよいウォルター 情けなくも ディディエといいコンビで
ラメのジャケットやビニールのジャンプスーツを着て 踊れば
時代遅れのダンスだろうが 愛の風車だろうが
ちゃーんと 絵になるところがよい(笑)
そして この映画の主役と言ってもいい 曲の数々!
もうベタすぎる位 ベタなんだけど このセレクトが
この映画には 妙に合っていて 曲が始まる度に
こっちまでワクワク! 楽しくってたまらない!
冒頭の ボニーMの”サニー”から 大ウケ!
(シンチーのミラクル7号を思い出したから(笑))
そして 果ては ”カンフー・ファイティング”
(これは 同じくシンチーのカンフーハッスルでお馴染みね)
B級おフランスディスコ映画と シンチーの映画の曲が
妙にシンクロしてるところに 妙に感心!
シンチーの選曲センスは おフランス映画と共通なんだと!
EW&F、ビージーズ etc・・・ もうベタすぎる音楽に拍手喝さい!
コンテストの決勝の曲・・・何だろう? とワクワクしてたら
この曲で来るか~! 予定調和なんだけど これまたワクワクしました!
この曲で踊る3人の40男! 最高にカッコよかった~!!!
このシーン 見るだけでも この映画見る価値あり!

こういうユルユルな○バカな映画だけど
エマニュエル・ベアールは 相変わらずコケティッシュで
凄く可愛かった 老けが早い欧米人女優では
驚異のアラフォーだと思う そばかす一杯でスッピンっぽかったけど
こんな魅力的なこの年代の人はなかなかいないと思う
彼女の雰囲気にピッタリな服のスタイリングも凄く素敵だった
みんなとことん我が道 いつも暴走なのは
フランス映画ではありがちだけど さほどガンガン論戦しまくらないし
ユルユルな空気が流れ ユルユル気味のダンスで俺たち勝負!な
こんなお気楽おフランス映画もたまにはよいでしょう!
なーんとなく 香港映画とどこか通じるものを感じた映画
でもありました(笑) Viva! 大人気なさ! という感じ
今日の映画:78点
by acine
| 2009-01-04 20:53
| Francia フランス映画