2009年 02月 12日
DIARIOS DE MOTOCICLETA モーターサイクル・ダイアリーズ ’04 英・米 (DVD)

チェ2作を見て 再び見たいな~と思っていたこの映画
4年ぶりに見てみました 公開当時の感想
これはまだ医学生だった チェことエルネストが
友人のアルベルトと共に 南米大陸をオンボロバイクで旅する物語
エルネストを演じるのは ガエル・ガルシア・ベルナル
詳しく:角川映画

久しぶりに見てみたら・・・ すっかり忘れかけてるところもあって
大の男が二人乗りで出かけたんだっけ?!と冒頭から驚いたりしましたが
チェ2作を見て この映画を見ると 監督も違うし
役者も 小柄なガエルと大柄なベニシオと違うものの
その視線 その先に見つめるもの 匂いは同じ
彼が見ているのは まず人間 人間ありきなのです
不思議と印象は自然につながっていました
静かな映画なんだけど その志を感じる映画というか・・・

南米の貧困 そんな人を目の当たりにすること
旅をしながら 病人の治療をこなし
ハンセン病の施設で手伝いをする 人間エルネスト
そして この旅を通じての変化
ベネズエラでの アルベルトとの別れ
今見れば この旅があってこそ・・・
あのキューバの物語があるんだなぁという感じで
また 違う目線で見ることができました
やっぱりガエルのチェもよかったなぁ・・・
ガエルの真摯な視線や姿勢も凄くよかった
あと10年後に 今回の2作の間の出来事
革命後~ボリビアに旅立つまでを
ガエルがまた演じる映画が出来てもいいな~と思いました
公開当時もへーぇ!と思った 口八丁の友人アルベルトを演じた
俳優ロドリゴ・デ・ラ・セルナは チェ・ゲバラのはとこらしいですね
凄い世界です
今日の映画:82点
by acine
| 2009-02-12 21:18
| Sudamerica 南米映画