2009年 02月 23日
第81回 アカデミー賞 ウォッチ (wowow)

ダニー・ボイル おめでとう!
そして スラムドッグ$ミリオネア チームおめでとう!
ということで・・・
アカデミー賞の生中継を カウチポテト(死語)ならぬ
カウチチョコクッキー&スルメ&コーヒーにて鑑賞しました
ここんとこ忙しく 休みのサイクルが狂いがちでして
先週~この週末にかけて 目一杯前倒しし
昨晩 なんとかかんとか 仕事のカタがつき
アカデミーを生中継で見るわ~!で 本日休業!
結果がわかってから 録画を見るとの違って
やっぱりライヴで見るのは ドキドキしてよいですね!
かなりイライラする同時通訳や wowowのスタジオにいる
やはりイライラする女二人を除けば・・・!
今回はレッドカーペットは比較的あっさりしてまして
すーっと ヒュー・ジャックマン司会の本番へ・・・
しかしヒュー・ジャックマンってこんなに芸達者な人なんですね?!
初めて知ったけど 何でも食べていけそうですねぇこの人
バズ・ラーマンが演出を担当した ビヨンセとの共演
歌の相性は残念ながら 今イチだったかな
しかし ビヨンセの太ももの逞しさに驚きました
冒頭 ヒューが紹介する受賞有力アクターたち
(多分フランク・ランジェラ)のすぐ後ろに
ダニエル・クレイグ発見! おぉー!儲けもんだわ!
しかし その後はあんまり写らずというか
賞の発表に気を取られていたので
なかなか客席まで見る余裕がありませんでした
その後 ダニエルはサラ・ジェシカ・パーカーと
衣装とかメイクアップとか辺りのプレゼンターをしておりましたが・・・
(個人的には)かるーい印象のサラとは可もなく不可もなく
あんまり相性よくなかった感じ
相変わらずタキシード姿がキマってて素敵!
落ち着いてて品もよいです しかし落ち着かない同時通訳に
あのよい声がかき消されて 聞こえにくくて残念でした
賞の結果:シネマトゥデイ
まずは ダニー・ボイルのスラムドッグ$ミリオネアが 8部門受賞 万歳!
”トレスポ”見た時から ダニー・ボイルの映画は大好きなので 素直に嬉しい!
一時期は落ち込んでたので この華々しい復活ぶり 嬉しいです
そして その題材の面白さ(面白そうなところ)が いかにも彼らしいなと・・・
そのチームのファミリー的結束力 舞台上でも仲よさそうなところや
ムンバイへの感謝・・・ とても好感が持てました 映画が楽しみ!
ダニー・ボイル監督作感想: ミリオンズ サンシャイン 2057
手元にある好みのダニー映画何作か また見てみたくなりました
個人的には 甲乙つけがたく 大好きなのが
”トレインスポッティング” ”普通じゃない” の2作
(この2作はサントラも大好き! ダニー映画は音楽もすごくよい!)
あと ”シャロウグレイブ” ↑の”ミリオンズ” も好き!
そして 受賞コメントでは・・・
別にヒース・レジャーが好きなわけでもなく
ダークナイトも正直そこまで凄い演技?と思っていたくせに
思わず涙したのは ヒースの家族のコメント
彼のお母さんが若くて綺麗なのにもびっくり
そして じわーっと来たのが そっち系?の
”ミルク”の脚本家 ダスティン・ランス・ブラックのコメントと
やっと取れたケイト・ウィンスレットのコメント
感極まっていた二人に こちらもグっときてしまいました
あとドキュメンタリー賞を取った女性のコメントもよかった
印象的だったのは ショーン・ペン
なんともよいさじ加減のさすが・・・のコメント
ブラッドが取ってたら(取れるわけないけど!)
こんなコメント言うの絶対無理よね・・・と思いながら見てました
ミッキー・ロークのコメントも取れてたら
これまた面白そうだよな~と思いつつ・・・
*事前番組の予想で 現地の評論家が
ブラッド&アンジェリーナは アクターというよりムーヴィースター
こういう賞取りとはまた違うと言っていて・・・ それは私も同感
ま ここはハリウッドだから 華やかなのも大切とも言ってたなぁ
そして 壮観だったのが
主演、助演・男優・女優賞発表のシーン
過去のウィナーが5人登場して 各人を紹介していくというもの・・・
若いのから年寄りまで ベテラン勢は貫禄十分で
特にソフィア・ローレンが どーんと仁王立ちしてて
もう凄い迫力でした(笑) そんな彼女に比べると
ニコールもハルもペーペー まだまだ小娘状態でした
そのコメントたちも 親のような愛情系
愛をこめたリスペクト系 お友達(過去の共演者とか)コメント系
お互いよく知らないので無難系・・・など
これはこの系統ね(笑)という感じに わかりやすく
分かれいて けっこう面白かったな~(笑)
あと 衣装では
個人的には エイミー・アダムスの赤いドレス&ボリュームの
あるネックレスの組み合わせがメリハリ効いて好きだったけど
彼女の体型に合ってるのかはどうかな?
ちょっと上背が足りない?という感じ
それから 今回 気になったのは
シャンペン~ベージュ~ゴールド系ドレス
綺麗だな・・・と思ったのは
ティルダ・スゥイントンのブラウスとロングスカート
シンプルだけど 凄く素敵でした
アン・ハサウェイの シンプルな華やかなドレス
ペネロペ・クルスの上半身シンプル、下半身ボリューム
たっぷりなドレスも 壇上に上がる時に凄く綺麗で
二人ともシンプルな髪型によく似合ってました
そういえば ペネロペ 英語~最後にスペイン語に変えた
スピーチも 去年のハビエル同様 よかったね
日本人だって 堂々と日本語をもっと混ぜたっていいのにね~
参考:Variety Japan
あと ドレス云々より 雰囲気が素敵だな~と思ったのは
ロビン・ライト・ペンとメリッサ・レオ
今年はお洒落女王(&演技でも女王!)の
ケイト・ブランシェットがいなかったので残念でした
ざーっと3時間強見て 思ったのは・・・
やっぱり特殊効果がどうとか
そういう効果を 利用して演じる映画とかより
無名の人を使って 予算も苦しい中 よい意味で結束して
ファミリー的関係で こんなに評価される作品を作ったり
顔があんなになろうが 体を張ってのレスラー役でカムバックとか
そういう技術に頼り過ぎない まずは人間ありきの映画の方に
スタッフやキャストたちの映画愛を感じるし
私は惹かれるなぁ・・・と思ったことでした
あと 大好きな街!バルセロナが舞台のアレン映画も楽しみ
というわけで アカデミー賞雑感おしまいです
イライラする同時通訳のない
落ち着いて見れる録画版もまた見てみよーかな?!
by acine
| 2009-02-23 17:27
| cosa cinema シネマごと