2009年 03月 02日
集結號 戦場のレクイエム ’08 中国

趙雲 フー・ジュンが出る
そしてシリアスそうながら 予告がなかなかよさそうだったので
見てみましたが・・・ 詳しく:シネマカフェ
しかし 前知識もなく 映画の背景について
あやふやなまま見たので 正直 どっちがどっちの軍やら???
大変混乱しておりました
敵軍の服を着ていたので 間違えて連れていかれた・・・とか?
シリアスな展開の中の人間ドラマ そして極限での戦いのシーン
は見ごたえありながら え?結局この主人公はどっちの人だっけ・・・?!
復員してからも これはどういうこと?! と 混乱しながら
見てまして 最後の方で やっとこの主人公グーが
どっち側の人がわかったわけで・・・ 我ながら大変お粗末でした
それまでの人間ドラマ 極限の戦争に関しては
俳優陣の力のこもった熱演 そしてチェ同様死傷者を決して
粗末にしないところなど とてもよかったと思う
主人公役のチャン・ハンユーも とても面構えがよく
戦争シーン 自分だけ生き残り 失踪者となった部下を捜す姿
一貫して硬派で よい演技だったと思う
が 終盤が思った以上に あら?啓蒙映画?
ヒーローに祭り上げると いう感じになってました
敵の個々には一切スポットが当たらないし・・・
しかし 撤退のラッパがポイント
だけど 耳が悪いと言いながら その後も戦っているし
目が悪いといいながら ある程度普通に生活できているし・・・
その辺りも混乱しました
あと 弟分だからといって 夫を亡くした矢先の未亡人を薦める?!
唐突な展開もかなり気になったものの・・・
戦争シーンは かなり強烈かつシリアスで
あぁいう極限状態におかれて あそこまで 自分も
今までの生活も投げ捨てて 戦えるものなのか・・・?
そして 個を捨てて あそこまで犠牲精神が持てるものなのか・・・?
現代の柔な人間には とても真似できそうにない世界だな~
自分が男で あぁいう世界に身をおいたとしても
あそこまで戦える勇気があるだろうか・・・?
逃げ出してしまいたくなりそうだ・・・と
柔な現代人の私は思ったのでした
自分一人が生き残ったものの あんな連隊長がいて
部下も決して死に損ではなかったんだろうなぁ・・・
最後は思わぬカラーになったものの
救いがあったのは 重い映画にも関わらず よい点でした
しかし 監督:フォン・シャオガン 女帝(エンペラー) とは全く違う題材を
また全く違う演出で見せてました 双方の根底にどこか漂うほの暗さは共通かな?

しかし フー・ジュンさんのシーン
うつらうつら・・・してしまいました 残念!
しかし 趙雲の方が私は好きでした(笑)
今日の映画:70点
by acine
| 2009-03-02 23:14
| China 中国映画